『ワールド・カフェをやろう!』著:香取一昭、大川恒
ワールド・カフェというのは
多人数型のワークショップに近いミーティング形式のことです。
ミーティングの参加人数が多い場合に
意見が偏ってしまったり、
参加者のコミットメントが下がることに
課題感を感じることがあると思います。
ワールド・カフェは
テーブルを分散した上で意見を出しやすくしつつ、
複数のラウンドに分けて、
テーブル間移動を促すことで意見の広がりを得ようとするのが特徴だと思われます。
ただ、広がりを得ることが目的なので
課題探索のシーンで使うことをメインで考えるべき手法でしょう。
また、このようなフレームだけでなく
楽しいリラックスした雰囲気づくりも推奨されていて
参加する分には楽しそう、やるのはちょっと大変そうな感じかな。
人は他人に共感してもらえると、自分が大切にしている価値や自分に対する価値を見出すことができます。逆にこのような会話がなければ、人は生命としての躍動感を持って生きることはできません。(p.44)
正直、筆は滑り気味だと思うけれども、
基本思想としてはこう。