ヨモジジ(freaks ver.)

本と雑貨と音楽と、街歩きが好きなオッサン。1981年生まれの珈琲難民が好き放題に語る。レビューのためのブログ。

「人事屋が書いた経理の本」著:共和発酵工業(株)

経理について経営の視点で抑えるべきことをまとめた本である。

細かい仕訳の実務にはさほど役には立たないだろうけれど
数字の説明をする人間からしたらどのように説明すると
分かってもらえるだろうかという点では勉強になる。

古い本なので最新のテクニックなんかもあるでしょうけれど
ここで掴める情報の整理の仕方だけでも7割は間違えないはず。

説明する立場でなくてもそれまで数字に縁のなかった
部署の人が大局的に理解するためにも有用な内容だと思います。

人事屋が書いた経理の本

人事屋が書いた経理の本

カネの恐さの第1は、カネには”待った”が効かないこと。損益が赤字になってもすぐ倒産することはないが、カネが間に合わなければ直接命取りになることになる。(p.171)

キャッシュは最強。