「人を操る禁断の文章術」著:DaiGo
正直メンタリズムは胡散臭い。
読み終わっても胡散臭いのは変わらない。
それでも、これほど実戦的で簡潔にまとめられたものは
中々お目にかかれないのではないかと思う。
実戦的というのは、書くために書く仕事をしているのではなくて
仕事の中で手段として文章を書いている場合、
報告か、何かの依頼かの二種類で片付いてしまう。
たいてい悩むのは何かをしてもらおうとする文章の場合だ。
そこに即効性のあるやり方を提案するのが本書になる。
もっともまっとうで理解できるやり方なので
いくつかは実際に意識しているという人も
7つのトピック、5つの技法にまとめられているので
ほかに出来ることがないか、簡単にチェックできるのではないか。
(この数字にまとめるところもメンタリズム的配慮だろう)
書き換えの文例も豊富でサービスが効いております。
損はしない一冊かな。
- 作者: メンタリストDaiGo
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2015/02/06
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
最も大切なのは、読んでもらい、心を動かし、行動につなげることです。
重要なのは、完璧な文章や難解さではありませんでした。(p.40)