『社員100人間とまでの会社の「社長の仕事」』古田土 満(注:著者の土は`が付きます。本文では土で代用します)
特に1代目だとどうしても
社長はその会社の看板営業マンとしての
性格が出てしまうのではないかと思う。
しかし、そこから営業以外の社長の仕事というものもしていかないと
大きくするのはおろか、会社を運転することすらままならない。
果たしてその仕事とは2つに集約されるだろう。
1つは経営理念を起点として中長期の経営計画を打ち立てて
社員に同じビジョンをもってもらうこと。
もう一つは固定費の分配をどのように行って
経常利益をどの程度確保するかについての意思決定だ。
よくまとまっているので、
何かの営利的プロジェクトを
軌道に乗せた後に読むといいと思う。
起業する前の人には多分まだ必要ないというか
それ以上に考えることがある気がする。
しかもこの考え方は一人親方でいいならそこまで気にする必要ないんで。
- 作者: 古田土満
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会社がなぜ倒産するのか、それはお金がなくなるからです。つまり資金繰りです。倒産は4つのたいぷに分けることができます。
①売上が伸びて、利益も伸びているが、お金がなくて倒産するタイプ
②売上は伸びたが、利益が減って、お金もなくなり倒産するタイプ
③急激に売上・利益が減少して倒産するタイプ
④本業の業績とは無関係に、何らかの事故で倒産するタイプ
(P.39)
①みたいなことがあるから怖いんです。