2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧
もはや教養というものが欲されることも求めらることも少なくなっている。 そうした中で人文学の擁護者であるためにはいったいどのような資格がありうるだろうか。サイードは文化的でありながら政治でしかありえない領域で闘ってきた人だ。 この本はしたがっ…
古い入門書は持ってたけど、 必要もあったので、最近のものを入手。基本的な考え方やルールをわかりやすく明示するだけでなく、 似た素材を違うアプローチで作るとどうなるかという比較が多くて、 手法の選択にとても役立ちます。また、レイアウトのパターン…
キリスト教と言っても長い歴史の中で変遷がある。 その中での積み重ねを知ることは今でも十分に意味のあることだろう。トマスは中世の神学者として活躍した人物である。 宗教改革などをしたわけでもないし、黎明期になにかを決定づけたわけではない。 しかし…
ここには湿度と匂いが渦巻いている。 港が近いからだろうか。 たしかにそうした湿度はある。マレビトのための湿度だ。 しかし生臭さはない。 ここには獣の匂いは感じられない。 湿度や匂いはヒトがヒトの為にあつらえたものだ。これらは紛い物ではなく、それ…
新しい分野を体系的に学ぼうという時に 必要な視点の枠組みを与えてくれる良書です。租税というものの意義やその他法律、条例との関係など 基礎となる事柄を抑えながら、 各論でもそれぞれの税目の扱われ方の流れを最新のところまで解説してくれている。てっ…