2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧
無人島に不時着した少年たちの サバイバル・サスペンスといった趣。バトルロイヤルものの原型としての 形式的が感じられてそれ自体興味深くもある。 あからさまに敵対しそうなやつがきっちり敵対して、 あわれな犠牲者は最初の予感に違わずおまえなのか、と…
言わずと知れた文学ジャンキーの堀江くんです。 文学の在りように対して向き合おうとする姿勢はザ純文学でしょう。今回は偶然目にした絵はがきの詩篇から フランスで物語が動きます。 詩は何度も読み返すものですから、 その度ごとにニュアンスを変えた読み…
出たのは少し前かとは思いますが すでに功なり名を遂げた人物の ありがたいお言葉集ですよね。それは避けられない。 こんなにカッコつけて写真をつけてそれは避けられない。しかし60も後半にきているのにこの写真のふてぶてしい感じは 自分のパブリックイメ…
入門書というよりは、概説書という感じ。 幅広く最先端の概略を教えてくれるし、おおまかな トレンドというものも見せてくれる。ただこういうのって、 文系的ストーリーとしてたまたま見えているものもあるので 普通に研究する人にとっては予断になりそうな…
ユーゴスラヴィアは東欧にある、いや、あった国だ。 ユーラシア大陸の文化圏が重なるような地域で、 ややこしい地域だという知識しかない。この新書は19世紀からのその国の揺れ動きを丁寧に追ってくれている。 これは一重に読者の力量不足ではあるが、 正直…
世界中の会社のロゴを会社の草創期から変遷を眺められる本。 こういうのは単純に目に楽しくてよいですね。会社それぞれのマークの意味の解説での雑学的面白さはもちろん、 マークが変わっている時の時代の雰囲気もなんとなく感じられるのがいい。 少し前まで…
未知の世界は楽しい。 初めていく街の標識の形にも驚くことができる。 曲がり角から漂う香りであったり、聞こえてくる知らないイントネーション。飛魂は中国風の道具立ではあるが、 あくまでファンタジーの世界であって、 知らない植物が生い茂り、知らない…
ユダヤ人の陰謀だとか言う時には ロスチャイルドがどうたらなどとくっついてくるものですが 実際のところはあんまり知らないもので読んでみた。古物商というか、古銭を扱う商人として貴族に入り込んでいって 1代で足場を築いてのち、息子たちがヨーロッパ各…
KPIというと意識高い系みたいな感じで気恥ずかしいのですが 組織の中ではある程度こいうキーワードを共通語にしながら業務を進展させるのが望ましい。しかし、KPIという言葉だけでは無意味で 各社においてKPIが何に当たるのかを明確にして、 そこを共通のタ…