2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧
将棋の名人を破ったポナンザの製作者が書いたものだが かなり読みやすく整理されている。まず、コンピュータは 記憶と簡単な計算しかできない、という 前提から入っているのもいい。 しっかり初心者の視点を押さえてくれている。自分より優れたものを生み出…
昭和軽薄体の母体になっているような文章で書かれた ガッチガチの王道ラブコメで今更驚くようなことは特にございません。ただ、このサラリーマン社会と家社会の 濃厚な昭和感は久しぶりに感じたもので もはや資料的な価値があるとすら言えると思います。ご都…
戦争が始まってしまった理由というのには興味がある。人を殺す許可を互いに出すのが戦争であり それは端的に倫理的ではない。 それに値する何かがあると考えてするのか、 倫理などというのは糞の役にも立たないのか。さて、本書は言わずと知れたアヘン戦争で…
古い本なので現状の話にはならない。 ただ、それでも読むに値する。どのように差別が起こって どのように維持されていくのかのひとつのケーススタディ。差別は制度と社会的規範によるところが大きいだろうが 個別の差別構造は歴史的なものと分かち難くある。…
経理について経営の視点で抑えるべきことをまとめた本である。細かい仕訳の実務にはさほど役には立たないだろうけれど 数字の説明をする人間からしたらどのように説明すると 分かってもらえるだろうかという点では勉強になる。古い本なので最新のテクニック…