読了レビュー「飛田で生きる」著:杉坂 圭介
中の人の、それも使用者側からのエッセイというだけで
ちょっと希少価値はある。
中身はそんなにセンセーショナルではないし、
目を引くところはなかった。
しかしそれは率直な記述であろうと
著者が配慮した結果ではあるだろう。
特にこの手の事業を立ち上げた人のエッセイには
「自分はこの件に関して一通り見渡せている」という
鼻持ちならない感じがプンプンする人もいるので、
分をわきまえてる感じ好感が持てる。
ぶっちゃけもうちょっと
コミュニケーションとったほうがいいんじゃないの
とか思うとこもあるけど、
距離感を間違えると怖いので
近寄れないとかもあるんだろうなぁ。
飛田で生きる: 遊郭経営10年、現在、スカウトマンの告白 (徳間文庫カレッジ す 1-1)
- 作者: 杉坂圭介
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2014/10/03
- メディア: 文庫
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以前は水着や下着姿で座っている子もいたようですが、最近ではそうした過激な衣装はお客さんへの挑発的な行為とみなされ禁止になっています。未成年に見えるような服も禁止です。AKB48を模した服を着させていた店もありましたが、組合から「あれはAKBのコスプレじゃなくて単なるセーラー服。女子高生に見える」と判断され、いまはどこの店も自粛しています。
これがジャパニーズ自主規制。
数値の改竄をやっとる業界より真面目かもしらんね。